ナンバーについて

ナンバーの計算方法

数秘術で用いるのは、生年月日と氏名(ローマ字表記)です。氏名のローマ字表記にはヘボン式を用い、各アルファベットには対応する数字があるので、まず、氏名を全て数字に変換し、それらを元にルールに従って計算をします。

数秘術では、1〜9の自然数をすべての数の基本とみなし、「ルート・ナンバー」と呼びます。

計算後、二桁以上の数字になったとき、例えば16の場合、1と6に分解し、それらを加算して”7″とします。このようにしてもまだ二桁である場合は、もう一度同じ作業を繰り返し、一桁になるまで計算します。

この時、計算後の数字が11、22、33であるときは、ここで計算をストップします。

“11”、”22″、”33″ は、「マスター・ナンバー」と呼ばれ、特別な意味を持つからです。

ルート・ナンバーとマスターナンバー

1〜9までの数字を「ルート・ナンバー」、11・22・33の3種の数字を「マスター・ナンバー」と呼びます。
マスター・ナンバーには通常のルート・ナンバーの意味に加えて、目に見えないスピリチュアルな学びを取り入れて生きる使命のある数字として認識されています。

コア・ナンバーズ

数ある数秘術の算出方法の中でも「コア(中核)」となるナンバーを「コア・ナンバーズ」と呼び、最も重要なナンバーとされています。当店の数秘術鑑定では下記の5つのナンバーを使用しております。

ライフ・パス・ナンバー

「ライフ・パス・ナンバー」は、その人が通る道筋を表しています。具体的には行動パターンやものの見方、好きなこと、才能や能力、人生を彩るきっかけとなること、などがわかります。
コア・ナンバーズの中で、「ライフ・パス・ナンバー」が一番メインの数字であり、その人の価値観を大きく左右している数字と言えます。
まずは、自分の本質を深く理解すると、自身の才能が伸ばしやすくなる上、縁を引き寄せやすくなったり、息の合うパートナーを見つけやすくなります。

ディスティニー・ナンバー

「ディスティニー・ナンバー」は、人生の目標や、この世ですべき使命、社会的な役割を教えてくれます。
ライフ・パス・ナンバーは本人が持っている資質や能力ですが、ディスティニー・ナンバーは社会的な役割や使命です。人によっては背負う役割が気付きにくいことだったり、自分の才能と役割が違ったりすることもあります。
本人の意思に関わらず、与えられた使命なので、数字の意味を理解することで、自分の性質との矛盾を客観的に知ることができます。

ソウル・ナンバー

「ソウル・ナンバー」は、心が求めること、本能的に快・不快だと感じることを表しています。
普段意識的に考える「こうしたい」「あれが欲しい」という欲求ではなく、心の奥深くで本能的に求めているものを指します。決断を迫られたときに、理性的になると迷いが出る場合、理由なく惹かれる方、というのがこのソウル・ナンバーの意味する本能的欲求です。
重要な選択やターニングポイントで迷ったときは、このソウル・ナンバーが表す意味を参考に決断すると良いでしょう。

パーソナリティ・ナンバー

「パーソナリティ・ナンバー」は、他人から自分がどう見られているか、どんな印象を持たれているかを表す数字です。
社会生活上の表面的な人格を指しますが、他人からの印象は本来の自分とそうかけ離れているわけではありません。逆に、人から見られるイメージに自身で近づかせていっている場合もあるでしょう。
つまり、社会の中で形作られていくその人のキャラクターと言えます。

バースデー・ナンバー

「バースデー・ナンバー」は、資質を開花させるための武器や強みを表します。
大事な場面では、自身の強みである行動力が決め手となります。また、このナンバーは「ライフ・パス・ナンバー」を補佐する数字とも言われ、人生を歩む上で助けになってくれる要素や才能を引き出したり、さらに発展させたりするための手段を表すこともあります。
思うようにことが進まないときや、ステップアップをする際のきっかけ探しに、バースデー・ナンバーを有効活用すると良いでしょう。

その他のナンバー

当店の数秘術鑑定では上記のコア・ナンバーズに加え、他にも2種のナンバーを鑑定しております。

マチュリティー・ナンバー

「マチュリティー・ナンバー」は、人が成熟していく時期、すなわち人生の後半において重要な意味を持ってくる数字です。およそ35歳から40歳ごろにようやく実感できるようになると言われています。マチュリティー・ナンバーは、ライフ・パス・ナンバーとディスティニー・ナンバーのふたつを加算することで導き出されるナンバーです。この世に生を受けたとき、すでに授けられている資質(ライフ・パス・ナンバー)とこの世ですべき使命(ディスティニー・ナンバー)が足し合わさってどんな果実が実っていくのか、その結果を示すナンバーになります。

ブリッジ・ナンバー

ブリッジ・ナンバーは「橋渡しの数」という名前の示す通り、それぞれのコア・ナンバーの間を取り持つナンバーです。相反する願望が同時に起こり、どちらにも進めなくなってしまう、そんな時、おそらく性質のまるで違うナンバーが同時に動いていると考えられます。ブリッジ・ナンバーを読み解くことで、こうした葛藤をコントロールするヒントを得ることができます。